こんにちは。Yutakaです。
僕もまだまだトライアスロン界ではビギナーなので、偉そうに「なんでも教えてやるぜ!」とはおそれおおくて言えませんが・・・笑
逆に、ビギナーに毛が生えた程度の今の僕だから、「これからトライアスロンを始めたい!」「トライアスロン完走を目標にしたい!」という初心者の方に、僕の体験談や実体験を参考にしてもらえるんじゃないかと思うんです。
僕自身も、トライアスロンを始めようと思ったとき、本当にいろいろ調べました。これでもかって言うくらい調べまくりでした。
日本では、マラソンやロードバイクをしている人数と比べると、トライアスロンをしている人ってまだまだ少ないので、近くにいそうでいなかったりするんですよね。
会社の先輩や同僚、得意先の人、友人知人、家族にトライアスロンをしている人(トライアスリートって言います)がいればその人にたくさん質問できるのですが、
近くにトライアスリートがいない、でもトライアスロンにチャレンジしてみたい!という初心者の人って多いと思うんです。以前の僕みたいに。
ということで、今回はトライアスロン大会(レース)の基本知識として「トライアスロンの種類」「距離の違い」について、ポイントをまとめてみたいと思います。
トライアスロン大会の3種類、距離の違いは?
トライアスロン大会(レース)は、距離の違いから大きく分けると次の5つの種類に分けることができます。
・ショートディスタンス
・ミドルディスタンス
・70.3ハーフアイアンマン
・ロングディスタンス
・アイアンマン
ディスタンスとは英単語の直訳通り「距離」の意味で、この中で一番距離が短いのがショートディスタンス、となります。
日本国内のトライアスロン大会のほとんどは「ショートディスタンス」の距離のレースが主流です。
ショートディスタンスの距離について
トライアスロンのショートディスタンスの距離は次の通り。
・スイム(1.5km)
・バイク(40km)
・ラン(10km)
この距離のトライアスロンはオリンピックでも採用されている距離なので、ショートディスタンスは「オリンピックディスタンス」とも言います。
ショートディスタンスの完走タイム時間は、トップ選手で2時間くらいで、一般トライアスリートの最初に掲げる目標タイムが3時間から3時間30分くらいが平均的です。
ショート(オリンピック)ディスタンスの完走タイムは、2時間から4時間くらいが一般的です。
年齢や運動能力にもよると思いますが、まず最初にトライアスロン初心者が目標とする完走タイムは3時間という人が多いです。
僕も、最初の大会の目標タイムは3時間にしてトレーニングに
励みました。
3時間の内訳タイムの目安は、スイム35分・バイク1時間15分・ラン1時間、これにトランジット2回で10分、でちょうど3時間です。
トランジット(トランジション)とは、スイムからバイク、無いくからラン、のつなぎの時間のことです。
ウェットスーツを脱いでバイクの準備をして、バイクを降りてランの準備をして、という各種目の間の時間のことですね。
実はこのトランジット(トランジション)のタイムをどう
短くするか、が結構重要だったりしますが、初心者の場合はあまり難しく考えず、ダラダラしない程度に考えてもらえれば大丈夫です。
ちなみに、このショート(オリンピック)ディスタンスの半分の距離(スイム0.75km・バイク20km・ラン5km)を「スプリント」と言い、トライアスロンの大会によってはオリンピックとスプリントの2種類どちらの参加か選べる、というレースもあります。
スイムに不安がある初心者さんには、スプリントは挑戦しやすい距離だと思います。
ミドルディスタンスの距離について
次にミドルディスタンスの距離について。
・スイム3km
・バイク80km
・ラン20km
一応、国際トライアスロン連合(ITU)が定めている距離は上の通りですが、大会によってこのミドルディスタンスは距離に幅があります。
スイムは2〜3km、バイクは60〜90km、ランは20km、だいたいこれくらいの距離といった感じです。
ショート(オリンピック)ディスタンスの約2倍の距離がミドル、と思ってもらって大丈夫です。
ショート(オリンピック)ディスタンスのトライアスロン大会を何回か完走して、タイムもそこそこ短く縮めれるようになってきたら、次はミドルに挑戦!という流れが多いです。
70.3ハーフアイアンマンの距離
ハーフアイアンマン70.3は、ミドルディスタンスに近い距離で
・スイム1.9km
・バイク90km
・ラン21km
です。
ハーフアイアンマン70.3は、あの鉄人レースともいわれるアイアンマンの半分(ハーフ)の距離で、70.3はマイルを意味しています。
アイアンマンに挑戦したいトライアスリートにとっては登竜門になるのが、70.3ハーフアイアンマンですね。
ロングディスタンスの距離について
トライアスロンでロングディスタンスの距離とは
・スイム3km以上
・バイク100km以上
・ラン30km以上
です。
合計距離が約200kmくらいで、完走タイムは10時間以上にもなるハードなトライアスロンがロングディスタンスの大会です。
日本でも人気が高い、宮古島で開催される「全日本トライアスロン大会宮古島」や新潟県での「佐渡国際トライアスロン」などのロングディスタンスの大会がありますね。
アイアンマンディスタンス
トライアスロンをする人(トライアスリート)にとって、最高峰に位置付けられるとも言えるのが、アイアンマンディスタンスだと思います。
アイアンマンの距離は
・スイム3.8km
・バイク180km
・ラン42.195km
という変態な距離になっています。
冷静に考えると、おかしいんですよね、この距離って。笑
3.8km泳いで、180km自転車に乗った後、フルマラソンを走るわけですからね。汗
その名の通り、まさにアイアンマン(鉄人)です。
世界最高峰のアイアンマンレースは、ハワイ島で毎年開催されていて、「いつかはハワイでアイアンマン!」と憧れる人も多いはず!?(→僕もその一人です笑)
さいごに
というわけで、トライアスロンの種類を距離別にざっとまとめてみました。
これからトライアスロンを始めてみたい!という初心者の方は、まずはショートディスタンスからチャレンジするのがオススメです。
泳ぐのが苦手でスイムに不安がある、という人は、ショートの半分のスプリントの完走を目指す!という人もいますが、僕としてはショートディスタンス(オリンピック)完走に挑戦することをオススメしています。
というのも、大会当日はオリンピックディスタンスの参加人数の方が多いです。
トライアスロン完走に挑戦するぞ!という目標を持たれる方は、ある意味普通じゃない人が多いと思うんです。笑
わざわざシンドいことにチャレンジするわけですから、せっかく挑戦するならオリンピック(ショート)ディスタンスから。
初めてのトライアスロンで完走したときの喜び、達成感はスゴいものがありますよ♪
では、明日も頑張ってトレーニングしましょう〜。